「 いつも喜んでいなさい 」

 

 今年度の遠足の予定日であった 5月12日(木) は、前日からの雨が降り続くという予報でしたので、「 明日の遠足はありません 」 と決定して水曜日の降園時、お迎えのお母さんたちに伝えました。そして、予報通り、木曜日は雨の一日でした。
 しかし、木曜日の天気予報によると、「 東京地方の明日の天気は晴れ。降水確率10% 」。
今までの雨の予報が一変し、これは 「 明日、遠足に行けるかもしれない! 」 と思わせるものでした。
 そのような理由で、歴代のお母さんたちからの 「 お弁当の支度のことを考えると、遠足に行くか否か、出来るだけ前日に知らせてくださると助かります 」 という言葉が脳裏をかすめつつも、今年の親子遠足については前日にその決定が出来ず、当日朝の電話連絡で 「 今日は遠足に行きます 」 と知らせることになりました。

 

 迎えた金曜日の朝は曇り空。みんなが集まって遊んだ野川公園の広場の草は前日までの雨に濡れていて、みんなの足元もしっとり濡れました。けれども、朝のお祈りをして、体操、かけっこ、オリエンテーリングとプログラムは予定通りすすみ、お弁当を食べる頃にはお日さまも顔を出しました。 

 

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 こうして、この日、年長組にとっては幼稚園最後の親子遠足、新入生にとっては初めての親子遠足が行われました。
 プログラムの全てを終え、みんなで 「 さようなら 」 の挨拶をした後、一人のお母さんが教師のところに来て、「 今朝、電話で連絡が回ってきたときは、『 えっ、遠足やるの? 』 と重い気持ちでしたが、来て良かったです! 楽しかった!! それに、朝から今のように晴れていたらばてちゃいますものね。今日のお天気はちょうどよかったですね。」 とおっしゃいました。
疲れも吹き飛ぶ嬉しい感想でした。 

 

 さて、5月27日(金)の礼拝では、『 感謝する 』 という題で話をしました。
与えられた聖書の箇所は、


   「 いつも喜んでいなさい。
               絶えず祈りなさい。
                          どんなことにも感謝しなさい。 」
                             〔 新約聖書 Tテサロニケ 5 : 16 〜 18 〕  

 

 いつも喜ぶ、どんなことにも感謝するのは簡単なことではありません。
 私はこの礼拝で、前述のお母さんの言葉を思いながら、日常の小さな “ よかった ” を見つけて、自分を励まし、思考をプラスに向け、明るく、前向きに生きるパレアナという女の子の話をしました。それは単なるお人好しや問題に直面しても良い面だけにしか意識を向けずに問題解決をしない現実逃避の生き方とは違います。

 

 

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  明るさや幸せは感染力があるといわれています。
 一人ひとりが “ いつも喜んで生きる ” 姿勢を周囲の人たちに伝播する者となれます
ように…。            

                                                                                         〔 園長 佐川  曜子 〕