幸せな子ども時代

 

 日に日に秋が深まり、季節の移り変わりを実感するこの頃、子どもたちは園生活を通して、仲間との関係がより深まり、同じように、子どもの園生活を通して、父親同士の繋がりや母親同士の繋がりもまた深まってきたことを感じます。

 

 10月4日(木)母の会主催の「そうあいこどもまつり」が行われました。
 「遊びと体験ゾーン」
 「こどもお買い物ゾーン」
 「相愛デパートゾーン」
と3つに分けられた各ゾーンはどこも満員御礼の大盛況。
 たっぷり遊んで、買い物をした後は、全員がホールに集まってのフィナーレ。図書係のお母さん方が出題するクイズで盛り上がり、「遊びと体験ゾーン」の表彰式、つづいて、みんなで「ドレミの歌」の大合唱と楽しいひとときを過ごしました。

 

 また、10月14日(日)の午後は、武蔵野中央公園バーベキュー広場において、父親有志主催による「家族でバーベキューの会」が行われました。こちらは、現地集合、現地解散の自由参加形式でしたが、親と子どもと教師、合わせて111名が参加し、交わりの時をもちました。
 この会を企画・準備し、当日は子どもや妻、教師たちに肉や野菜を焼いて下さったり、焼きそばを作って下さったお父さん、そして、食後も楽しめるようにと「スタンプラリー」や「靴投げ競争」をして子どもたちと遊んで下さったお父さん、ありがとうございました。

 

 子どもの教育は家庭だけでも、幼稚園だけでも出来るものではありません。これからは、今まで以上に家庭と学校(幼稚園)と地域が連携しあって子どもたちを育てていくことが求められる時代であるといえるでしょう。
 世間では、保育サービスを享受することばかりに熱心な親たちが増す風潮の中、相愛のお父様やお母様方は常に“子どもたちのために”という視点を第一にして、時間や労力を捧げて下さることに心から感謝しています。

 

 “私のふるさとは私の子ども時代である。
  ある一つの国が私のふるさとであるように。”
 これは、「星の王子様」の著者、サン・テグジュペリの言葉です。
 ふるさとは誰にとっても懐かしい心のよりどころ、魂の住処です。そんなふるさとにつながる懐かしい子ども時代を回想できる人は幸せです。
 相愛幼稚園で過ごした子どもたちは、大人になったとき「私のふるさとは私の子ども時代である」と懐かしめる、そんな子ども時代を過ごしている幸せ者であるに違いありません。

〔 園長 佐川 曜子 〕