食べる力は、生きる力
2005年6月に「食育基本法」が施行されたことにちなんで、毎年6月は「食育月間」とされ、また 「育(いく)」=19(いく)の語呂合わせから、毎月19日を「食育の日」として、全国でさまざまな食育活動が行われています。
幼稚園における食育とは、幼児期にふさわしい遊びや生活、栽培、調理などの体験を通して、食べることの楽しさや感謝の気持ちを育て、健康な食習慣と「食を選ぶ力」の土台をつくる教育です。
子どもたちは、お家の方が作り、持たせてくださるお弁当と共に、スナップエンドウにヤングコーン、ジャガイモ、デコポン、ジューンベリーと、5月も食べることを楽しみました。
スナップエンドウは、子どもたちと一緒に園庭のプランターで育てたもの。
連休明けにY君が持ってきてくれた山梨県産のヤングコーン。たくさんいただいたので、年中・年長の子どもたちが一人ずつ手に取り、皮を剥き、塩ゆでにして。
Iちゃんのお家からいただいた徳之島の赤土で育った「春一番」という品種のジャガイモは、
ガレットやフライドポテトにして。
熊本のおじいちゃんの畑で育ったデコポンは、K君の誕生記念樹の初物で、「幼稚園のみんなで食べてください。」と喜びのおすそ分け。果汁たっぷりで、甘みと酸味の調和が見事な美味しいデコポンでした。
赤く熟した、幼稚園創立80周年記念樹のジューンベリーの実は、お弁当のあとの小さなデザートになりました。
「おいしい、おいしい」と言い、「おかわりはありますか?」と声を上げるのは、大きいクラスの子どもたち。それに対し、小さいクラスの子どもたちの中には、家庭の味以外のものは、まだ苦手な子もいますが、これから少しずつ食の世界が広がっていくことを期待しています。
そういえば、親子遠足は、5月19日でしたね。19(いく)は、「食育の日」。
野川公園の広場の大きな木の下で、家族や友だち家族と広げたお弁当は、お腹も心も満たしてくれる、あたたかく幸せなひとときでした。
「食べる力」は、「生きる力」であり、それは、いのちを分かち合い、共に生き、共に喜ぶための恵みでもあります。
6月も子どもたちと共に、食を味わい、楽しみ、感謝し、生きる力を育んでいきたいと思います。
〔 園長 木崎 曜子 〕
「 見よ、それは極めて良かった 」
創世記 1章 31節