さあ!ともに
幼稚園では、クリスマス礼拝の24日前から待降節(アドベント)に入り、クリスマスの準備を重ねてました。
相愛幼稚園のクリスマス礼拝はページェントを捧げる礼拝です。クリスマス・ページェントは、2000 年前のイエス・キリストの誕生の出来事を歌や言葉、祈りによって現代に再現し、神の恵みを追体験するもので、イエス・キリストの誕生の喜びと意味を伝える大切な使命を持っています。
子どもたちは、「お母さんがページェントを見に来る日は、いつ?」と待ち遠しそうに何度も聞いてきました。そのたびに「12月17日よ。お家の方がいらっしゃるのは、楽しみね。子どもも大人もみんなで一緒にページェントを捧げましょうね。」と答えてきました。
相愛幼稚園のページェントにお客様は一人もいません。大人は、神さまの愛と栄光を讃える聖歌隊として、歌をもってこの礼拝に奉仕します。集う者全てでページェントを捧げるクリスマス礼拝。それは、2000年前の昔の出来事でも、他人事 (ひとごと)でもなく、今を生きる私たち一人ひとりに与えられる大きな喜びです。
待降節に入ると年長・ばら組の子どもたちとページェントに登場するそれぞれの役割や心情について、みんなで考えてきました。
ナザレから長い旅路の果てにやっとベツレヘムに到着した身重の妻・マリアと夫・ヨセフの宿探しは、疲れ切った感じ。空いている部屋が無くて断る宿屋は、申し訳なさそうに。宿屋の返事を聞いたヨセフとマリアは、がっかりした様子。
一方、天使から突然の告知を受けたマリアの「私は神さまを信じます。お言葉通りになりますように。」は決意の言葉。イエスさまの誕生をいちばん初めに知らされた羊飼いの「さあ! ベツレヘムへ行こう!」は、喜びいっぱいに。
子どもたちと共に降誕物語の場面に思いを馳せる時と場は、恵みにあふれていました。
迎えた12月17日のクリスマス礼拝。
その朝、幼稚園に向かう道で「嬉しい知らせだから嬉しそうに歌うんだよ」とニコニコの笑顔でお母さんに言い、天使の歌をうたいながらやって来たH君。
この日、園児は一人の欠席もなく、保護者席は、追加の椅子を出さなければならないほどに大勢の方々が集い、喜びと感謝でいっぱいのクリスマス礼拝となりました。
神さまの深い愛がイエス・キリストという赤ちゃんの姿で私たちに示されたクリスマス。
新しい命の誕生は私たちの希望です。
この喜びをみんなで分かち合い、希望を新たにして、さあ! ともに、2026年の歩みを進めてまいりましょう。
本年もよろしくお願いいたします。
〔 園長 木﨑 曜子 〕
「 イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。 」
( ルカによる福音書2章52節 )