武蔵野相愛幼稚園創立85周年
今年、武蔵野相愛幼稚園は、創立85周年を迎えました。
7月1日の創立記念日に先立つ6月30日、全園児、保育者、6名のゲストと共に「創立記念感謝礼拝」を捧げました。
はじめに、こどもさんびか「ことりたちは」を歌い、続いて、創立当時の幼稚園舎や第一回卒園式、戦争の頃、新園舎が出来た時とそこで遊ぶ子どもたちなど、 “むかしのそうあいようちえん”と現在の幼稚園の様子を大型スクリーンで観ながら、85年の歩みを振り返りました。
この日、幼稚園の呼びかけに応え、集まってくださった6名のゲストは、武蔵野相愛幼稚園のかつての園児であり、今も相愛幼稚園につながる方々です。
・渡邉 雄司様 11回生
年長 Hちゃん、Rちゃんのおじいさま
・中林 泉様 15回生
年少 Hくんのおじいさま
・玉井 裕子様 25回生
年中 Hちゃんのおばあさま
・内藤 直子教諭 36回生
武蔵野相愛幼稚園保育助手
・深澤 春菜様 45回生
年長 Mちゃんのおかあさま
・増岡 ひかり教諭 61回生
武蔵野相愛幼稚園ばら組担任
渡邉さんは、同級生が80人もいる昭和25年3月に撮った卒園記念の集合写真をお持ちくださいました。中林さんは、ご長男のJさんも相愛に通い、今春、孫のH君が入園し、親子三代で同窓となりました。玉井さんは、お嬢さんご家族が実家の敷地に戻っていらして、孫娘のHちゃんが相愛幼稚園へ入園することに。深澤さんは、結婚して母となり、現在はお嬢さんと一緒に幼稚園へ通う日々。そして、内藤と増岡は、相愛幼稚園の現職保育者です。
ゲストの皆様には、「幼稚園の頃、好きだった遊びは何ですか?」のインタビューに答えていただき、その後、みんなで、幼稚園の85歳の誕生日を祝って、梅ジュースで乾杯しました。このジュースの梅は、茅ケ崎に住む増岡教諭のお父様の通う教会の庭の梅です。6月初め、幼稚園に送ってくださいましたので、「幼稚園の誕生日に乾杯しましょう。」と、子どもたちと一緒に準備した梅ジュースです。
そして、お土産は、バームクーヘン。切り口が木の年輪状になったドイツの伝統的なこのお菓子をプレゼントするのは、長寿、繁栄、末永いおつきあいの意味があるからだそう。母の会・おやつ係のお母様方がご用意くださいました。
私たちは、多くの方々に祈られ、支えられています。記念礼拝では、さんびか「主われを愛す」を歌い、第二次世界大戦や新型コロナウイルス感染症など、困難な局面に直面しながらも、子どもの園として、85年の歩みが守られたことを神さまに感謝して祈りを捧げました。
聖書は、すべてのことに意味があり、すべてのことに時があると私たちに教えます。
どのような時も、常に主に信頼し、いつも主にあって喜びながら、これからも歴史を重ねてまいりたいと願います。
〔 園長 木﨑 曜子 〕
聖書のことば
「勇気を出しなさい」
〔 ヨハネによる福音書16章33節 〕