祈りは私たちの歩みの力

 

 2020年11月の礼拝献金は、新型コロナウイルス感染症の影響で、休業を余儀なくされている「奥多摩福音の家」の存続を願う維持献金でした。その中には、卒園生Aちゃんの献金も含まれていました。Aちゃんは、幼稚園の年長組の時のキャンプが今も大切な思い出となっていて、その時に訪れた「福音の家」が、これからも続きますようにと願っての献金でした。

 11月10日、年長・ばら組の奥多摩ハイキングの折、Aちゃんはじめ、皆さまの祈りの込められた献金をお届けした時の様子は、「福音の家ニュースレター 12月号」に記されています。

 「例年6月にお泊まり保育をしている幼稚園から、9 月に「宿泊は無理でも卒園前に
  遠足を兼ねて訪ねたい」とのお申し出があり、野外利用ならば…と喜んで承りました。
  当日は天候も守られ、園児のみなさんは消防車によじ登り、グランドで遊び、お弁当を
  食べて過ごしま した。ハイキング出発前に『ずっと続いてくださいね』と園児代表の
  お子さんが献金を渡して下さいました。ジーンとくる一言でした。そして同様の思いで
  祈る方々に支えられていることを思いました。間もなくこの年も終わります。困難の大き
  さを覚えつつ、奥多摩福音の家の働きを大切なものとして祈り支えて下さる多くの方がい
  ることを改めて思い、主に感謝しています。」


 そして、12月は、この世界にあって、虐げられている人々、困難に直面している人々、助けや支えを必要としている国内国外の人々とクリスマスの喜びを共に分かち合うために、「クリスマス献金」のご協力をお願いいたしました。
 献金は、私たちに与えられている恵みに感謝して、神様に捧げるもので、困っている人にお金をあげることではありません。わたしたちが生きるこの世界が本当に豊かになるための行為です。
  クリスマス礼拝の日に捧げられました献金は、すぐにそれぞれの場へ送金いたしました。
 その中のひとつ、福島県南相馬にある「原町聖愛こども園」。武蔵野相愛幼稚園は、2011年3月11日に起きた東日本大震災の時の原発事故の影響を受けて、困難な生活を送っている原町聖愛こども園を覚えて、継続して献金をお送りしています。この度は、クリスマス献金への感謝と共に牧師園長先生から私たちへの祈りが届けられました。
 「都会のコロナ緊張感とご苦労の上に主の守りと導き、平安がありますように、
  皆さまの上に主の祝福を心よりお祈りいたします。」

 私は、この祈りに勇気づけられました。


 「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」という言葉は、イエス・キリストの言葉ではなく、使徒パウロがローマの教会の人びとに送った手紙のなかに書かれている言葉です。この言葉の大前提になっているのは、私たちは皆神様に愛され、生かされているのだ、という確信と喜びです。神様はいつも喜ぶ人と共におられ、泣く人と共におられ、苦しむ人と共におられます。
 私たちが困難な現実や前途の厳しさに直面する時、共に泣き、支え、希望を捨てずに愛をもって祈ってくれる人がいます。祈りは、時や場所を超えて、人と人を結び、人を生かす力となります。また、祈られる喜びを知っている者は、祈ることの大切さも知っています。
 新しい年になりました。今年も持てるものを分かち合う愛と優しさをもって互いに祈り、支え合い、主イエスと共に歩んでまいりましょう。

〔 園長 木ア 曜子 〕   

 

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聖書のことば

「 神は愛です 」

               〔 ヨハネの手紙第一 4章16節 〕