新しい春だ 希望の春だ

 

 私の家の近くの公園では、夏休みに限らず毎朝6時30分になると、「新しい朝が来た 希望の朝だ」とラジオ体操の歌をうたって、ラジオ体操が始まります。
 私にとって、その歌詞、そのメロディーは新しい一日の始まりの合図であり、この曲を歌っていると元気がムクムクと湧いてくるのです。
 この春、私はその歌を少し替えて、「新しい春が来た 希望の春だ」と口ずさみながら新年度の準備をしてきました。
 社会の状況や保育の施策を巡っては、安泰とは言い難い現状にあっても、新しい年度が始まろうというこの季節は、わくわくと心が弾むのです。

 

 新入の園児たちと保護者のみなさん、はじめまして。ようこそ相愛幼稚園へ!
 進級の園児たちと保護者のみなさん、今年度も共に歩んでまいりましょう!

 

 武蔵野相愛幼稚園の園名は、
  「 愛する者たち互いに愛し合いましょう 」
            
( 新約聖書 ヨハネの手紙T 4章7節 )
の聖書の御言葉から付けられました。
 そして、2017年度の保育の年主題は、私たちが加盟しているキリスト教保育連盟と
同じく、
  「 あなたがたは神に愛されている子供です 」
             ( 新約聖書 エフェソの信徒への手紙 5章1節 )
と、いたしました。
 神さまから愛されている私たちですから、一人ひとりがそのことを実感できる幼稚園でありたいと願っています。
 新年度、新しく何かが始まろうとする時は、喜びや期待と共に、緊張や不安を伴うものです。けれども、どのような心持ちであっても、互いに愛し合い、思いやる温かい雰囲気の中で、自分の居場所を見つけ、安心できる園生活となるように願っています。


 保育の年主題に掲げた、エフェソの信徒への手紙5章1節のすべては、「あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。」です。これは、神さまのように完全な者になりなさいという意味ではありません。神さまの愛を受け取り、喜んで進む者となりなさい、という意味なのです。
 人は受けたものしか出すことはできません。ですから、幼い時にたっぷりと愛を受けることが大事なのです。


 昨年度、3月17日に相愛幼稚園の卒園式を行いました。そのちょうど一週間後に武蔵野市立第三小学校の卒業式がありました。校長の伊野啓子先生は祝辞の中で、たくさんの出会いを通して児童たちが成長したことをお話くださいました。
 人は出会いを通して、成長します。 新しいクラス、友だち、先生、神さま・・・
 この春の出会いがよいものでありますようにと願います。


 卒園式の日に咲いていた園庭の白木蓮が終わり、今は秋に植えたチューリップが開花して新年度の始まりを告げています。
 子どもと共にある喜び、希望を感じながら歩む一年といたしましょう。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

〔 園長 木ア 曜子 〕



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聖書のことば

「あなたがたに平和があるように。」

                 〔 ヨハネによる福音書20章26節 〕