母の会始動しました!


  新年度の生活が1ヶ月を過ぎて、子どもたちの幼稚園での日常が少しずつ落ち着きをみせる頃、母の会の活動が始まります。
 武蔵野相愛幼稚園の母の会は、お母様方の関心や必要に応じて、内容を考えたり、
工夫したりしながらの自発的な係の活動です。

 

 今年度は幼稚園の創立80周年ということもあり、今までの母の会の活動を振り返り、見なおしていましたところ、広報係が発行した過去の広報誌におもしろい(興味深い)記事を見つけました。


 2001年の冬号は、その年の夏に広報係が主催した、“おしゃべりサロン”に集まった
15人のお母さんたちが「自分らしさ」について意見交換した時の記事が特集でした。
  園児の母親たちが母親や妻としての役割とは別に、かつてどのような生活をし、現在は何を考え、将来どのような生き方を選んでいこうとしているのかは、とても大切な人生のテーマであると考え、この企画が浮上したといいます。
 その中に当時の園長であった小川和子先生(現在は子育て講座「ひまわりの会」講師)が、ご自身の生き方について語っていらっしゃる記事がありました。

 

 「私が保育の勉強をしていた時代には、先生や先輩から『学校で学ぶということは、そのお返しとして社会に出て働いてください』と言われて育ちました。
 私が仕事を続けたいと思うようになったのは、教会幼稚園に働きながらのことでした。20代後半頃から保育をライフワークと考え、さらに学びたいと思うようになり、
結婚と同時に2年間の学生生活をすることになりました。30〜31歳の頃です。

 それでも出産、子育ての10年余りは、ほぼ半人前の仕事で精一杯でした。子どもの
具合が悪くなったりすると、夫だけでは間に合わず、近所の方や祖母にも助けてもらいました。家族の理解があったからこそ続けてこられたと思いますが、子どものためには仕事を口実に親が余裕のない生活をしているのはあまりよくないことだったと反省が
残ります。子どもは親のために、親への思いやりなのか、いつのまにかあきらめたりするようになります。その時、大人は大変助かったと思いますが、子どもと付き合う心と時間を残して仕事をする位がいいと思いました。けれども、それは難しいことでした。

 子どもが20代になっている今は、小さかった頃とは大変かわってきていますが、私は自分が好きなことをしてこられたので、いつでも、今でも子どもたちにサービスしています。出来ることはなんでもしてやりたいと思います。ご馳走でも、お小遣いでも。」

 

 母親にとって子どもが幼い時をどのように過ごすかは大きな課題であるといえるでしょう。
 子育てに専念する? 仕事を続ける?
 仕事に復帰する?
 さまざまな選択肢がある中で、子育ての一時期、子どもの通う幼稚園での交わりを
通して、友だちと出会い、育児の喜びや悩みを話したり、聞いたり、困ったときには
助け合える関係を育む生き方もかなり価値のある生き方だと感じています。
 今年度の母の会の歩みも祝されますように…

〔 園長 木ア 曜子 〕    

 

 

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聖書のことば

  「見よ、それは極めて良かった。」

                〔 創世記 1章31節 〕