母の日に思う


 「母の日」はアメリカで始まった5月第二日曜日に行われる教会行事です。
 

 相愛幼稚園は教会の「母の日礼拝」に先立ち、5月8日(金)午前11時から30分間年少・ひよこ組の母子が幼稚園のホールで「母の日の集い」を行い、歌をうたったり、リズム遊びをしたり、人形劇を観たりして母子一緒に嬉しく、温かいひとときを過ごしました。

 午後からは年中・すみれ組と年長・ばら組の園児がお母様たちと共に「母の日礼拝」を守りました。 
 この日は、今、お腹に赤ちゃんのいる久永あや教諭が「かなちゃんのうまれる日」と題して話をしてくださいました。 

 “お母さんのお腹の中にいた自分”や“生まれたての自分”、また、“自分の誕生がどんなに家族を喜ばせたか”について主人公のかなちゃんを自分に置き替えて話を聞く子どもたちの真剣なまなざしが印象的でした。

 また、園児の後方で話を聞いていたお母様方の中には目に涙の光っている方やハンカチで目頭をおさえる方も見られ、礼拝が終わってからは、「娘が生まれた日のことを思い出して涙が出ました。」という方や「私の母のことを思い出しました。」という方もいらっしゃいました。

 このような様子や会話を通して、「母の日」は子どもにとっては、母親をくださった神様に感謝する日でありますが、母親にとっては、子どもを与えられ、母親としてあることを感謝する日でもあると思えました。

 


 また、「母の日」を前に子どもたちはお母さんへの感謝の気持ちをどのように表すかを考え、こころを込めてプレゼントを作りました。
 年少・ひよこ組は「壁掛け」
 年中・すみれ組は「ハート形の首飾り」
 年長・ばら組は「カーネーションのコサージュ」


 年中・すみれ組の子どもたちが作った首飾りはハートの形に切り抜いた紙の中にお母さんの好きなものを考えて描きました。
 子どもがお母さんの好きなものを描く時、私は“赤い車の絵”を思い出すのです。
 その年は白い画用紙にお母さんの好きなものを描いてプレゼントを贈ったのですが、一人の男の子が、画用紙いっぱいに大きな車の絵を描きました。私が「お母さんは車が好きなの?」とその子に尋ねると「車が好きなのは僕だよ。でもね、お母さんは僕の好きなものをいつも『いいね』って言ってくれるし、僕の描いた絵はいつも喜んで観てくれるから…」と答えました。

 

 “僕の好きなものを『いいね』と言ってくれる母親の存在、自分の描いた絵を必ず喜んで観てくれる母親の存在”は子どもにとってどんなに嬉しいものでしょう。一方、わが子から揺るぎない信頼を寄せられているお母さんもどんなにか幸せなことでしょう。
 母の日のプレゼント制作の季節になると“赤い車”を思い出しては私も幸せな気持ちになるのです。



〔 園長  木ア 曜子 〕


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聖書のことば

実に、キリストはわたしたちの平和であります。

                         〔 エフェソの信徒への手紙2章14節 〕