サツマイモの苗を植えに行きました!

 

 2013年 3月、次年度 (つまり、2013年度)の年間予定表がほぼ完成しようという時、芋畑のTさんから電話がありました。
 「今年は当方の事情でサツマイモの作付面積を大幅に減らすので、相愛幼稚園さんの掘る分を確保するのは難しいです」 と。

 

 えっ!? どうしましょう・・・

 ですから、芋掘りの予定に関しては見切り発車のような状態で新年度をスタートし、保護者会でも 「芋畑が見つかればお芋掘りに行きます」 とお伝えしました。

 

 ところが、4月末、預かり保育担当の高木須磨子さんのお知り合いが、紹介してくださり、関前にある畑で今年の秋の芋掘りができることになりました。

 

 お話をいただき、早速、教師数人と畑の下見に行き、5月9日(木)には、年長組の子どもたちがお芋の苗を畑に植えに行ってきました。
 当日は武蔵野市の東の端にある相愛幼稚園から西の端に位置する関前の畑まで、37人の子どもたちと3人の保育者がマイスコップを持って、吉祥寺駅前から関東バスに乗って行きました。
 畑に到着すると 「みんな、遠いところをよく来たね〜」 とおじさんに迎えられ、苗の植え方を教えていただきました。
 まずは、一人6苗を植えました。
 1苗は自分で掘る分
 1苗はお家の方の掘る分
 1苗はすみれ組の子どもの掘る分
 1苗はすみれ組のお家の方が掘る分
 1苗はひよこ組の子どもが掘る分
 1苗はひよこ組のお家の方が掘る分
と計6苗です。
 毎年、秋から冬にかけて長い間サツマイモをあじわい、楽しんで過ごす私たちですから、余力のある子は、感謝祭で捧げる分、ご近所さんやお世話になっている方々 (園医さんや 「つくる部屋」 の材料をいつも届けてくださる卒園生のお宅やら…) におすそわけする分、そして、何よりみんながおやつにいただく大好物のスィートポテトや焼き芋、蒸かし芋にする分、味噌汁係のお母さんたちが作ってくださるお味噌汁に入れる具の分と全部で250株植えました。

 

 「秋の収穫までに水やりや草取りなど途中でも世話に来て、芋の育つ様子を見られるといいんだけどね〜」 と畑のおじさん。
 本当にその通りです!
 また、「去年は出来が悪かったから今年は美味しい芋が出来るとうれしいな〜」 とも。
 これもその通り!
 しかし、一方で多少出来が悪かったとしても、それはそれで、作物の実りは毎年一様ではないことを知る貴重な経験であると考えたり…。
 とにかく、便利で速い (早い) ことに価値がおかれ、それに慣れている私たちに、今回の苗植えから収穫までの経験は、生き物 (植物も動物も、もちろん人間も含みます!) の育ちは時間がかかること、自然の営みは人間の力だけではいかんともし難く、実にいろいろなことがあるのだと実感する絶好の機会となりますようにと願っています。
 心がけて、意図的にこのような環境を設定しなければならない時代になりました。

 

  それにしても、今から秋の収穫が楽しみですね。

 

  元気に育てサツマイモ!
 おいしく育てサツマイモ!

 

〔 園長 佐川 曜子 〕

 

 

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